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yuki☆tomo

Author:yuki☆tomo
日本の片隅でひっそりと신화愛を囁く。

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恋に堕ちる - Woodong -

2015.06.14 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
いつだったかお前に言われた言葉
お前は憶えているか?

そんな事、あるワケないと思っていた。
でも、あの日から
俺はお前から目を逸らせなくなっていた。

そんなバカな…そんなハズない…

これは偶然?
お前に踊らされているだけなのか?
それとも必然?
俺たちは出会うべくして会ったのか?

これが自分の意思なのか?
自分で自分の気持ちが分からないんだ…

それでもミヌから目を逸らせない。
いつだって、
アイツを見詰めている俺が居る。



憶えているよ、ドワナ。
言っただろ?
“ お前は俺と恋に堕ちる ”って…

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仲間以上恋人未満 - Woodong -

2015.07.09 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
スタジオの練習室の灯りが点いているのに、 “もしや…” と思い歩くスピードを速めた。

「ミヌっ!!」
「よう、ドンワン。どうしたんだ?」
「どうしたんだ、じゃないだろ!おまっ…何やってんだよ!?」

練習用の靴に履き替えて軽くストレッチをしている姿に、思わず声を荒げた。
今回のアジアツアーの最中に、何度となくミヌが足を庇う姿を目撃しているだけに、また無理をしているのではないかと、気が気でない。

「何って…見ての通りだよ」
「こ…の、パボ!そんなムチャして余計に痛めたらどうするんだ!?」
「大丈夫だって…もう殆ど痛みも無いし…」
「ダメだ!!ほら、帰るぞっ!」

ミヌの腕を強く引いて無理矢理立たせると、ミヌの荷物を引っ掴んで先に歩き出す。

「ドンワン!ちょっ…おいっ!」
背後から聞こえてくるミヌの呼びかけを無視して、エレベーターに乗り込む。

「ほんとに大丈夫だって…」
「そんな事言って、お前は直ぐ無理するだろが」
「だって…嫌なんだよ。皆に迷惑かけちまうし…」
「何言ってんだ。迷惑なんてじゃんじゃんかけろよ。補い合ってなんぼだろ、仲間なんて」

地下駐車場へと向かうエレベーターの中、ふと、首筋に柔らかく触れるモノと肩に重なる重みに、首を後ろに回す。
ミヌが俯くようにして、俺の右肩に額を乗せていた。

「ありがとな、ドンワン」
「…礼なんか言うな」
「うん。ごめん…」
「謝る必要もない」

クスッという小さな笑い声の後、右肩の重みが微かに震えているのが分かった。
俺のTシャツの裾を掴んでいる手を、ポンポンと軽く叩いた…

地階に着いたエレベーターのドアが開き、歩き出そうとするとグイッと裾を引っ張られ

「ドンワ〜ン、おんぶ〜」
「はぁ?」
「足が痛くて歩けな〜い」
「…知らん。スタジオまで行けたんなら歩けるだろ」
「誰かさんが無理矢理歩かせるから」
「知らん知らん」
「仲間は補い合ってなんぼ、だろ?」
「仲間に貸してやるのは肩までだ。おんぶは…恋人以上だ…」
「……じゃぁさ、来年はおんぶしてくれよ」

歩き出した俺の隣でミヌがフハハと笑う。
その耳が赤く染まっていくのを見て、歩くスピードを少し遅くした。

夢 - Woodong -

2015.07.25 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
「ミヌは大きくなったら何になりたい?」
「う〜ん…よく分かんないなぁ」
「オレは大きくなったらカメラマンになる」
「カメラマン?」
「そう!で、世界中の人の笑顔を撮るんだ」
「マジか!?すげーな!!じゃあさ、本当にカメラマンになったら、1番最初にオレを撮ってよ!」
「いいよ!」
「約束だぞっ!」

夢を見た。
子どもの頃の夢…懐かしくって擽ったいような夢
直向きにあの頃の夢を叶えたドンワンは、今や世界的に名の知れたフォトグラファーだ。
あの頃に何の夢も無かった俺は、ただ日々を送るだけの営業マンだ。

ドンワンは、こんな俺を見たらどう思うだろうか…?

旅立つ日に「約束だから」と空港で撮った2人の写真
数日後、送られてきたその写真を見て、
俺は初めて、自分の本心を知った。
自分の中に空いた大きな穴の意味を…

1週間後、10数年ぶりにアイツが帰国する。
ドンワンが居なくなってからの10数年、俺だって恋愛の1つや2つした。
でもドンワンに勝る “誰か” なんて居やしなかった
アイツだけが…俺の全てだった…

1週間後、空港に出迎えに行こうか
アイツにとって迷惑にならないだろうか
笑って「ただいま」と言ってくれるだろうか
笑顔で「おかえり」と言えるだろうか

「会いたかった」と伝えても良いだろうか…

夢 ~ another side ~ - Woodong -

2015.07.26 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
「じゃあ、行ってくるな」
「…頑張れよ…ドワナ……」
「ああ。ミヌも」
「うん…」
「…出発する前に約束の写真、撮ろうぜ」
「約束…?」
「ガキの頃に約束したろ〜?忘れたのか?」
「あぁ……」
「………笑えよ…ミヌ…」

あと数日もすれば、帰国する。
最近、昔の夢を見るのはその所為だろうか
町並み、言葉、空気…懐かしいモノ達を
目で、耳で、肌で感じる事ができるんだ

変わったモノを考えてワクワクする。
変わらないモノを思ってドキドキする。
ミヌは…変わった?それとも、昔のまま?
アイツは、俺を迎え入れてくれるだろうか…

ミヌは、今の俺をどんな風に思っているだろうか…?

あの日、空港で撮った2人の写真
俺にはいつも御守りだった。
辛いとき、苦しいとき、この写真を見た。
どんなときも頑張れた、救われてきた

ミヌに「頑張ってるよな!ドワナ」そう言われたくて

早く会いたい…
笑って「ただいま」て言うから
笑顔で「おかえり」て言ってくれるか?
いつだって…ミヌの居る場所が、俺の帰る場所だから…

もう直ぐ会える…それだけで嬉しいんだ。

Photograph - Woodong -

2015.07.27 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
有休を取っていたにも関わらず、前夜なかなか寝付けなくて、空港にはギリギリの時間に駆け込む事態となった。
一角から、数人の黄色い歓声と関係者の注意を促す声がして、そこにドンワンが居るのだと教えてくれた。

動けない…何かが足を押し止まらせる…

ふと、向こうから1人の男が近づいて来た。


空港に到着して小さいながらも歓迎を受けた。あまり派手なのは苦手だけど、関係者の出迎えと数人のファンの歓声はありがたい。
ふと、視界の端に入った人影に、懐かしさと嬉しさと緊張で、胸の鼓動が強く速くなるのが分かった。

俺の “帰るべき場所” だ…

スタッフに一言告げ、男の方へと向かった。


「ただいま、ミヌ」
「お…かえり、ドワナ…」
「来てくれたんだな」
「まぁ…な……」
「…目ぇ、赤いけど大丈夫か?」
「あ、あぁ…ちょっと寝不足で…」
「何?久しぶりに俺と会うのに、嬉しくて眠れなかったとか?」
「…っ!!な…に言って……」
「俺は…またミヌに会えて嬉しいよ…」
「………」
「ミヌは?…違うのか?」
「……俺も…会いたかった…」
「良かった…」
「…会いたかった……ドワナ…」

お互いそれ以上は何も言わず、ただ…互いを抱き締めた。

新たに撮った2人の写真…今度は笑顔で…


Navy Blue - Woodong -

2015.10.07 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
「なあ…次、いつ会える…?」
「ん〜?分かんねぇや…暫くは無理かな」
「そっか…ソロ、頑張れよ…無理すんな…」
「あぁ……サンキュ…」

目前に迫った、ソロ活動の再開。
隣り合ってソファに座り、
俺の肩に頬を預けるこの男が
寂しそうに、少しだけ不満そうに呟く

“また直ぐに会えるよ”と
“いつだって会いに来るさ”と
そんな台詞を期待されていると知っていて
そんな台詞を口にしない男だと知られている

肩を抱いていた腕を伸ばし、
ふわりと柔らかい髪を撫でる。
俯いていた顔が上がる
少し潤んだ瞳を見つめる

「暫く会えなくなるからさ…」
精一杯の優しさを伝える
「………うん…」
閉じる瞼に、唇を重ねた…

秘密の関係 - Woodong -

2015.10.18 19:00|創作 ‐ Woodong ‐
ボフッ!

後ろからの結構な重みにベッドに倒れこむ。
そのまま背中に馬乗りになり枕を上から押し付けてくる腕を掴んで、

「ミヌっ!重いって!!退けよ!」
「うるさい!さっきの仕返しだ!」
「仕返しって何だよ!?」
「あんなトコに付箋貼りやがって!」
「たまたま額に強く貼りついただけだろ?」
「俺はキョンシーじゃねえぞっ!!」
「ミヌだって俺の顔中貼りまくっただろ?」
「お喋りなお前には、あれくらいした方が良いんだよ!」

暴れるミヌを何とかベッドに押さえつけて、その上に跨る。
尚も抵抗するミヌの手首を掴んで顔を近づけ

「俺に喋られて何か困る事でも?」
「うるさい!重い!退けよっ!!」
「例えばエリックとエンディが付き合ってる事とか?」
「………」
「それとも…ミヌと俺の秘密の関係…か?」

さっきまでとは違う意味で顔を赤くする人の指を搦め捕る。
俺を睨みつけながら、ミヌのそこが俺の脚の間で反応しているのが分かる。

「…誰かにバレたら、即終わりだからな…」
「……分かってるって」

直ぐに深くなるキスを交わしながら、
“ ミヌは終わりにできるの? ”と心の中で問う
リーダーとマンネには、もう少し知らんぷりをして貰おう…