後発の焦り - Wanjinsyung -
2015.06.01 19:00|トライアングル series|
ここ数日、ドンワンのジニに対する態度が、以前とは変わった事に気付く。
なんと言うか…今までも優しかったし仲間・弟に対する愛情みたいなモノはあった。けれど、それとは違う“愛情”が感じられる…気がする。
先日、帰りに2人で飲みに行ったのは知っている。その時…何かあったのか…?
“ 俺、自信あるよ ”
“ 好きになっちゃったら仕方ないよね ”
あの日以来、ジニの台詞が頭にこびり付いて離れない。
ジニはドンワンに何を言った?
ドンワンはジニに何と応えた?
…ずっと、ドンワンが好きだった。
いつ頃から好きなのか覚えてないくらいに。
彼奴の声が聞こえない日が寂しくて、
彼奴の笑顔を見られるのならどんな苦労も苦労とは思えないほどに。
でも、ドンワンに
「俺のコト好き?愛してる?」
と聞かれるたびに、笑って躱してきた。
認めたくなかった。
ドンワン無しでは何もできない自分を…
“ ヒョンこそその気が無いなら思わせ振りな態度止めなよ ”
ジニは気付いてた…俺の弱さに。
俺が目を逸らし続けてきた自身の想いを、
真正面から指摘してきやがった…
もう…逃げられない。
もう、逃げない。
「ドンワン、ちょっと良いか?」
空いた時間に、ビルの屋上へと誘い出す。
「どうした?ヘソン」
俺に対しては、いつもと変わらない声
いつもと変わらない、メンバーに向ける笑顔
俺だけに見せる表情を見てみたい…
俺だけが聞ける声が聞きたい…
「お前はもしかしたら、もう感づいているかもしれないけど…俺は…ドンワンが好きだ。ずっと、好きだった…。今さらだけど、その…そういう存在としての俺を、考えて欲しい…」
一気に想いを伝えた後、ドンワンの顔もまともに見ずに、ドンワンを残したままその場を離れた。
今は何を言われても慰めにしか受け取れなさそうで…
ジニの言う通り、どっちを選ぶかはドンワンの自由だ
もし、ドンワンがジニを選ぶのなら、俺は2人を祝福したい…直ぐには無理でも……
少し強く唇を噛み締めながら、階段を降りていった。
なんと言うか…今までも優しかったし仲間・弟に対する愛情みたいなモノはあった。けれど、それとは違う“愛情”が感じられる…気がする。
先日、帰りに2人で飲みに行ったのは知っている。その時…何かあったのか…?
“ 俺、自信あるよ ”
“ 好きになっちゃったら仕方ないよね ”
あの日以来、ジニの台詞が頭にこびり付いて離れない。
ジニはドンワンに何を言った?
ドンワンはジニに何と応えた?
…ずっと、ドンワンが好きだった。
いつ頃から好きなのか覚えてないくらいに。
彼奴の声が聞こえない日が寂しくて、
彼奴の笑顔を見られるのならどんな苦労も苦労とは思えないほどに。
でも、ドンワンに
「俺のコト好き?愛してる?」
と聞かれるたびに、笑って躱してきた。
認めたくなかった。
ドンワン無しでは何もできない自分を…
“ ヒョンこそその気が無いなら思わせ振りな態度止めなよ ”
ジニは気付いてた…俺の弱さに。
俺が目を逸らし続けてきた自身の想いを、
真正面から指摘してきやがった…
もう…逃げられない。
もう、逃げない。
「ドンワン、ちょっと良いか?」
空いた時間に、ビルの屋上へと誘い出す。
「どうした?ヘソン」
俺に対しては、いつもと変わらない声
いつもと変わらない、メンバーに向ける笑顔
俺だけに見せる表情を見てみたい…
俺だけが聞ける声が聞きたい…
「お前はもしかしたら、もう感づいているかもしれないけど…俺は…ドンワンが好きだ。ずっと、好きだった…。今さらだけど、その…そういう存在としての俺を、考えて欲しい…」
一気に想いを伝えた後、ドンワンの顔もまともに見ずに、ドンワンを残したままその場を離れた。
今は何を言われても慰めにしか受け取れなさそうで…
ジニの言う通り、どっちを選ぶかはドンワンの自由だ
もし、ドンワンがジニを選ぶのなら、俺は2人を祝福したい…直ぐには無理でも……
少し強く唇を噛み締めながら、階段を降りていった。
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